2014年4月8日火曜日

創業当時は零細企業、しかし小は大になれると思い込むこと

最初から大きな会社だった企業はあり得ない。
必ず、零細から小、小から中、中から大へと成長しているのだ。


創業当時は零細企業、今の名だたる大企業もみなそうだ。


みな天才的経営者だから大きくなれたのだろうか?
いや、みんなありふれた小規模事業主にすぎなかったのだ。


しかし他を圧倒する大企業に成長させている。
なぜか、何が違っていたのか?


他の人と異なる努力をしていた。


何事も努力の方向を変えることだ。成長への的確な努力をしてきたかだけだ。




ビジョンとは、「現段階で不可能と思われることだからこそ、20年、30年、50年と長い年月をかけてでもやりとげたいと願う仕事上の目標である」という。


売上高をどれだけ伸ばすか。100倍にすると考えてみる。20%増しだと現状肯定の上で届くラインだが、100倍だと、現状を1とすればのこりは99だ。1は無視するしかないのだ。
100倍を考えるか、1.2倍しか考えないか。大きな違いはここから生まれる。


売上を増やすには、例えば、店数、売り場面積、客数、人員数。考えられるものは何か。


3年から5年の間に1回だけ急成長する時があり、3年に1回は停滞期があるものだ。


その会社も大きく売り上げを伸ばした時期があった。しかし、経営者の懐に消えた。高級億ションを買いビジョンがないことを知らしめた。その企業は今はない。


停滞期に恐れをなした経営者もいる。イライラして従業員を怒鳴りつけていた。人は去った。


経営の定石を学んでおかなければならない。みな零細企業の経営者の時から学んでいるのだ。学ばずに会社を大きくした天才などいない。

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